「週5〜6日の練習に、週末は試合…。うちの子、泳ぐだけで精一杯じゃないかしら?」
スイミングの選手コースに通わせている親御さんなら、一度はこう思ったことがあるはずです。しかし、実は選手コースに在籍しながら、他のスポーツを「掛け持ち」している子は意外と多いもの。
今回は、超多忙なスイミングキッズがあえて他のスポーツに取り組む理由と、その驚くべきメリットについて解説します。
1. 「泳ぐだけで精一杯」なのになぜ?掛け持ちする3つの理由
水泳一本に絞ったほうがタイムが伸びそうに思えますが、あえて他の競技を選ぶのには、将来を見据えた深い理由があります。
「水の中」だけでは補えない刺激がある
水泳は関節への負担が少ない素晴らしいスポーツですが、浮力があるため「重力」の影響をあまり受けません。
陸上スポーツ特有の**「ジャンプ」や「激しいダッシュ」による骨や筋肉への衝撃**は、子供の身体能力を総合的に高めるために不可欠な刺激となります。
「早期専門化」による伸び悩みを防ぐ
近年、早いうちから一つの競技に絞りすぎる「早期専門化」は、将来的な伸び代を狭める可能性があると言われています。
今のうちに多様な動きを経験しておくことで、**運動神経のベース(土台)**を広げ、中学・高校以降の飛躍につなげる狙いがあります。
メンタルのリフレッシュ
競泳は、コンマ数秒を削るために自分と向き合い続けるストイックな世界。
チームスポーツなどを通じて「仲間と純粋にスポーツを楽しむ時間」を持つことは、過酷な練習を乗り切るための心の充電になります。
2. 実は科学的!掛け持ちによる具体的なメリット
スイミングと他のスポーツ(陸上、サッカー、ダンス、体操など)を並行して行うことには、科学的・心理的なメリットがいくつもあります。
身体面での相乗効果
精神面・社会面でのメリット
3. スイミングと相性の良いスポーツは?
| スポーツ | 期待できるメリット |
| 体操・ダンス | 体幹が鍛えられ、水中での姿勢保持(ストリームライン)が美しくなる。 |
| サッカー・バスケ | 心肺機能がさらに強化され、瞬発的なダッシュ力が身につく。 |
| ピアノ・習字 | 指先の繊細な感覚や集中力が、水の抵抗を感じるセンスに繋がることも。 |
4. 注意点:保護者が守るべき「デッドライン」
もちろん、無理は禁物です。選手コースの練習量は凄まじいため、以下の2点には細心の注意を払ってください。
- オーバーワークになっていないか?
- 睡眠不足になっていないか?
親の見極めポイント
子供が「どちらも楽しい!」と目を輝かせているうちは大丈夫。
でも、疲れが抜けなかったり、どちらかが「義務感」になっていたりするなら、優先順位を見直すサインです。
まとめ:二刀流は「最強の土台作り」
スイミング選手コースの子が他のスポーツを掛け持ちするのは、単なる「習い事の詰め込み」ではありません。将来、より高く、より遠くへ飛ぶための**「バネ」を作っている期間**だと言えます。
ハードなスケジュールをこなすお子さんを、食事と睡眠、送迎、そして一番の理解者としてサポートしてあげてくださいね。
…うーん、言うは易しですが、パパママにとってもかなりハードです💦皆さんがんばりましょう。
