【キッズスイミング】経験者が語る育成クラスの親の心得

キッズスイミングに通わせてみて、うちの子結構泳げる!と思ったら、気になる育成クラス。わが子がスカウトされてもうすぐ1年。スカウトされた瞬間は嬉しかったけど、1年でいろいろ思った事も。

まだまだ育成クラスのママとしては新米ですが、先輩ママから話を聞くことが増えたり、実際に見て、心得ておくべき事がいくつかあると感じましたので、ご紹介します。

育成クラスは泳ぎが速くてうまくて当たり前

育成クラスを目指したいと考える子は、結構スイミングが上手な子だと思います。そんなわが子が育成クラスに入ってみると、「…あれ?」と思うかもしれません。速くてうまいが当たり前です。例えば小1で100メートル個人メドレーはできて当たり前です。大会に出たら最低50メートル。小1で25メートルのタイムしか計れないレベルでは、ちょっと続けていくのは厳しいかもしれません。…厳しい💦

育成クラスは学年が上がるにつれて人数が絞られる

育成クラスは、低年齢であればあるほど門戸が広いです。スカウトさえされれば、練習量も増えるので普通クラスに比べたら、誰でもある程度は速く上手くなります。そもそも選手を目指しておらず、早いうちにある程度速く泳げるようになったらやめさせようと考えて参加させる親もいます。話をしていても、コーチの意気込みもその位軽い気がします。

と言うのも、多くのスイミングスクールで育成クラスといえども、低学年のうちは水泳が好きになる事や、体力向上を基本としているため、子どもから練習がきつい、つらいとは言われないと思います。(「キツイ、つらい」と言う子は育成クラスに入っても数か月でやめています)

ただそうは言っても、学年ごとに基準突破タイムが設けていて、基準タイムを切れないとコーチとその後の相談をすることになります。結果、学年が上がるにつれて所属人数が減っていきます。

育成クラスに続けている子ですらですから、学年が上がってから育成クラスに入るのは本当に厳しいです。

親が子どもにできる事は限られている

育成クラスに所属している子のパパママには、スイミング経験者も多いと思います。わが子の泳ぎを見ていると何かしら言いたくなるかもしれません。でも、そこはグッと我慢して。わが子の泳ぎの指導は信頼できるコーチにお任せしましょう。

パパママにできる事はお金を出すことと、送迎と、体づくりだけです。この体づくりはスイミングの時間だけではできません。外遊びを増やして日々の生活で筋力がつくようにすることや、食事のバランスに気をつけることは親にしかできません。

スイミングはカロリーを消費するスポーツです。食事量が少ないとすぐにやせ細りますやせている体はスイミングには向きません。育成クラスの中でも上手な子であればあるほど、むっちりしています。決して太っているのではなく、筋肉がついているな~と言う印象です。おしりから太ももにかけてパンッパンです。筋肉の上にぜい肉が程よくのっている位が良いみたいです。

食べているものから体は作られます。わが子を応援する為に、良質な食事を心がけてあげてください。

育成クラスに所属したら漠然と考えていた方が良い事

わが子が頑張ろうと言うタイミングで、最初から終わりを考えるのはどうかとも思いますが、わが子が頑張っていても、終わりがやってくることがあるかもしれない…と、漠然と考えておいた方が良いです。

小1でたくさんいた育成クラスの仲間も、高学年になる頃には半分以下になり、中学生では10%程度。うーん、狭き門です。

人間大きくなればいつかは挫折がやってきます。ただ、育成クラスに入ってしまうと、本人がよくわかっていないタイミングで終わりを告げられてしまうかもしれない。

その時が来てしまった時に、スイミングをやめるのか、別のスイミングスクールへ移籍するのか、スイミングを続けるのかちょっとだけ考えておくといいかもしれません。

そして、決して子どもを責めないで。わが子が育成クラスで得た事はたくさんありますから。もしスイミング以外の道を選んだとしても、その後の人生に役に立つことがたくさんありますから。

(本当は)最初に知っておくべき、育成クラス練習回数(例)

最後に、そもそもの話。育成クラスの練習回数をご紹介します。

幼稚園生

1回1時間、週に3回程度(平日)

小学校低学年

1回1時間、週に4~5回程度(平日)

…おや?と思った方、多いかもしれません。送迎が必要な年齢でこの練習回数。練習の時間帯は15時、16時と言った年齢相応のジュニアクラスと同じ時間帯に行っているスクールもあれば、夕方18時以降に育成クラスをまとめているスクールもあります。共働きが多い世の中で、送迎だけでも結構大変です。

ちなみに、ご紹介していませんが、学年があがると週5~6、遅い時間帯に練習と言うスクールばかりになります。ジュニアクラスでも同じですが、行きは一人できて、帰りはお迎えにきているご家庭が多いです。

育成クラスに入れて浮かれてしまったけど、心得ておくべき事があったと言う話でした。育成クラスを考えるご家庭はぜひ参考にしてみてください。

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