泳力検定ってご存じですか。日本水泳連盟が1998年に初めた検定制度です。全国統一した年齢・男女別タイムを突破する事で、認定を受けることができます。25メートル泳ぐことができれば、だれでも気軽に受験できます。親子でチャレンジしてみても面白いかもしれません。
実施要項
泳力検定は1級から7級まであります。それぞれの級で泳ぐ種目が決まっており、年齢・男女別にタイムが決まっています。タイムをクリアすれば、認定を受ける事ができます。
費用は?
受験料と認定証と認定バッチの費用が掛かります。受験料が300円、認定証と認定バッチの費用が700円です。
検定実施会場
全国で開催しています。他にスイミングスクールで実施している大会のタイムを申請する事で受験としている所も。スイミングスクールに通っている方は、所属団体に問い合わせてもいいかもしれません。
詳しくはこちら★日本水泳連盟_泳力検定_開催予定地一覧に飛びます
泳ぐ種目は?
7級~4級は4泳法の中から好きな種目で25メートルです。3級は4泳法の中から好きな種目を50メートル。2級は100メートルの個人メドレー、1級は200メートルの個人メドレーです。
泳力検定基準タイムは?
年齢別・男女別のタイムのため、7~8歳の男の子を参考にご紹介します。2級からググっと難易度が上がり、1級はかなり難しいタイムです。
| 7級/クロール | 25メートル | 45秒 |
| 6級/クロール | 40秒 | |
| 5級/クロール | 35秒 | |
| 4級/クロール | 31秒 | |
| 3級/クロール | 50メートル | 1分03秒 |
| 2級/個人メドレー | 100メートル | 2分16秒 |
| 1級/個人メドレー | 200メートル | 4分31秒 |
子どもの基準タイムは、2歳刻みで設定されています。わが子がスイミングの先生から頂いたアドバイスは、「誕生日を迎える前に受けて!」でした。一つ上のテーブルに上がると基準タイムがグーンと上がるためです。
基準タイムの詳細はこちら★日本水泳連盟_泳力検定_泳力検定基準表に飛びます
泳力検定をスイミングの目標の一つにしてみよう
合格するとバッチや認定証も受け取れるし、日本水泳連盟のHPの合格者一覧に名前も載ります。スイミングは泳げるようになると、『タイムを縮める』目標に変わるため、達成感がわかない子もいるかもしれません。スイミングスクールの独自の級以外の目標として、泳力検定もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、育成クラスに通うわが子は小学校入学前に3級(50メートルクロール)を取得しています。育成クラスを目指すご家庭の参考にして頂ければ!
