初めての温飯器お弁当でも安心。幼稚園で喜ばれるフレンチトーストの簡単レシピ

幼稚園に通うお子さんを持つご家庭では、毎日のお弁当作りが欠かせませんよね。特に11月から3月頃までは、園によって「温飯器(おんはんき)」にお弁当を入れて温めてくれるところもあります。温かいお弁当は子どもにとって嬉しいものですが、実は“温めるからこそ”気をつけたいポイントもあるんです。

温飯器とは?

温飯器とは、登園後からお昼までの約2時間、お弁当を適度に温めてくれる保温ボックスのようなもの。私たち親世代が子どもの頃はアルマイトのお弁当箱が主流で、ピックなど溶けそうなものはNGでしたが、今はプラスチックのお弁当箱も使える園が多くなりました。便利になった一方で、温めることで食感が変わってしまうおかずもあり、冷たいお弁当とは少し勝手が違います。

そんな温飯器生活の中で、我が家の子どもたちに特に好評だったのが「フレンチトースト弁当」。週4回のお弁当作りを7年間続けてきた中で、安定して喜ばれたメニューです。ここでは、温飯器でもおいしく食べられるフレンチトーストの工夫をお伝えします。

温飯器向けフレンチトーストの工夫①:厚切り×サイコロ型が食べやすい

食パンが余ったときにフレンチトーストを作る方は多いと思いますが、お弁当に入れる場合は少し工夫が必要です。

温飯器に入れると、薄切りのパンはどうしてもカピカピになりがち。逆にラップで包むと湿気がこもって、ぐにゅっとした食感になってしまうこともあります。

そこでおすすめなのが、4枚切り程度の厚切りパンを使い、2センチ四方のサイコロ状にカットすること。このサイズだと乾燥しにくく、手でつまんでもフォークで刺しても食べやすいんです。温飯器の中で2時間ほど保温されても、ふんわり感が残りやすいのも嬉しいポイントです。

温飯器向けフレンチトーストの工夫②:甘さ控えめでしっかり味しみ

幼稚園のお弁当は「おやつのように甘すぎるもの」は避けたいところ。また、バターをたっぷり使ったこってり味は、子どもの胃に負担がかかることもあります。

そこで我が家では、

  • 砂糖は控えめ
  • バターも少なめ
  • 前日から卵液に浸して味をしっかり染み込ませる

という方法に落ち着きました。

前日から浸すことで、パンの中心までやさしい甘さが行き渡り、当日は焼くだけでOK。忙しい朝にも助かりますし、温飯器で温めても味がぼやけず、しっとりおいしく仕上がります。

フレンチトーストに合わせるおかずは赤と緑で彩りよく

フレンチトーストは黄色が主役になるので、一緒に入れるおかずは赤や緑を意識すると彩りがよくなります。

温飯器では、冷たいまま入れられる「ミニトマト」が使えないため、我が家ではソーセージをケチャップで炒めたものを入れることが多いです。ホットドッグのようにケチャップで飾る方法もありますが、温めるとだれてしまうこともあり、結局炒める方法に落ち着きました。

緑のおかずは、スナップエンドウやブロッコリーを茹でたもの、枝豆をピックに刺したものなどが便利。いずれも少し硬めに茹でておくと、温飯器でちょうどよい食感になります。

キャラ弁より“味と中身”で勝負

キャラ弁は確かに一時的には喜ばれます。でも、毎日続けるとなると親の負担が大きく、無理をするとお弁当作りがつらくなってしまうこともあります

温飯器のお弁当は、温かさのおかげでシンプルな料理でもおいしく感じられるのが魅力。だからこそ、見た目よりも味と中身で勝負するのも立派な食育だと思っています。

フレンチトーストは、子どもが食べやすく、栄養もとりやすく、温飯器との相性も良い万能メニュー。パンが余った日や、朝が少しバタバタしそうな日の“お助けお弁当”としてもおすすめです。

まとめ:温飯器お弁当は慣れると楽しい

温飯器のお弁当作りは、最初は戸惑うこともありますが、慣れてくると「温かいってこんなにおいしいんだ」と子どもの反応が楽しみになります。これから温飯器生活が始まる方にも、少しでも参考になれば嬉しいです。

また別のメニューも紹介していきます。