子どもが生まれて3か月健診を過ぎた頃には、子どもの首も座り、赤ちゃんのお世話にも少しずつ余裕が生まれてくると思います。その頃からぜひ行ってほしいのが児童館などの行政施設です。
どうして児童館なの?
児童館では決まった時間・曜日に対象月齢(年齢)を決めた子育てプログラムが開催されているのです。行政施設のため、もちろん料金は無料です。探すと子育てプログラムや子育てイベントはたくさんありますが、プログラムによっては習い事価格だったり、宗教系の勧誘だったなんて話も💦💦まさか…と思うかもしれませんが、小さな子連れの親子は、ママが不安だからか狙われやすいです。(そんな経験談、探せばたくさん出てきます)児童館であれば、児童館の先生が行う子育てプログラムなので安心です。
また、近くに住んでいる人が気軽に集まってくる場所でもあります。有料プログラムの場合、バスや電車などを利用してくる人もいます。とても魅力的なプログラムでも、参加した親子とは一期一会なんてことも…😿
児童館の子育てプログラムってなあに?
児童館の子育てプログラムは、対象月齢の子が楽しめる30分程度のイベントです。ねんねの赤ちゃんが対象のプログラムでは、ベビーマッサージやママが親睦を深めるようなものが多いです。生後半年頃からは子どもが楽しめる内容に変わってきます。1歳を過ぎてくると少しずつ体を使った遊びが取り入れられたり、リトミックがあったり、工作をしたりと工夫されています。
参加するのが楽しみになるよう、来たらシールを貼るカードがもらえたり、名札を作ってくれるところもあります。
児童館の子育てプログラムに参加するメリットは?
児童館の子育てプログラムにどうして参加したほうが良いの?と聞かれたら、筆者は真っ先に「お友達作り」のためと伝えます。
子育ては孤独です。必ずどこかで「どうしたらいい?」「つかれた」って思う事があります。また悩むポイントも概ね同じです。たった一人で悩んでいても辛いだけ。母親や夫に相談してイライラもきっとあります。「どうしてわかってくれないの?」多かれ少なかれそう感じる事はきっとあります。
子どもが生まれる前の友人も、子育てで共感を得られるかはわかりません。自分の辛い思いをわかってもらえなくてモヤモヤする事もあります。
そんな時わかってくれるのは、同じような環境にいる同じような人です。同じくらいの子どもがいる近くに住む人、まさに児童館のプログラムに参加する人なのです。
この児童館と決めたら継続して行こう
児童館の子ども向けプログラムは本当にお勧めなのですが、残念なことに利用者は年々減少しています。ある児童館ではプログラム参加者が定着しないのが悩みだと話していました。毎回1、2人しか参加していなくて、毎回違う人。「行ってみたけど他の参加者がいないからやめよう」と継続しないとか。せっかく行こう!と勇気を振り絞ったのに辛いですよね。でもその勇気がもったいないです。次もいけば出会えたかもしれないのに。
小さい子であればあるほど、外出しようと思っていても些細な事で出られなくなるのはみんな同じです。もしお友達がすぐにできなくても、同じ時間にでかける習慣は、生活リズムを整えてくれるメリットもあります。
また、必ず先生はいます。筆者は未就園児がいる期間が5年以上続き、児童館の先生がお友達のようになりました。小学生になった今もわが子の成長を一緒に見守っていてくれています。
メリットだらけの児童館。ぜひ継続して行ってみてください。
近隣の児童館情報
ぜひお近くの児童館を探してみてくださいね。それぞれ区役所ホームページのリンクを貼っています。
