七五三のお祝い、写真と衣装どうする?3歳編

 七五三はパパママも子どもの頃も経験している事だけど、いざ自分で準備しようとなると結構漠然とどうしたらいいのかと悩んでいませんか。決めるべきことはざっくり神社、衣装、写真、お食事の4つです。お金をかけたらいいかと言うとそうでもないのが主役が3歳と言う所。楽しく素敵な思い出にするために選ぶポイントをご紹介します。

3歳の七五三のポイントを押さえましょう

 お祝いのお作法は地域差が大きいと感じます。東京育ちの筆者は、3歳と7歳は女の子、5歳は男の子が一般的だと思っていましたが、3歳男の子でもお祝いをする地域も。一方で神社で行う儀式ですから、宗教上の理由などで七五三は全くお祝いをしないと言うご家庭も一定数います。

どうやってお祝いするの? 

神社でご祈祷を受けるのが一番スタンダードですが、参拝だけで済ませるご家庭や、お寺にお参りするご家庭も(お寺の場合は念のため七五三のご祈祷を受け付けているか確認をした方が良いと思います)。他に写真を撮ったり、食事をしたりします。

3歳の数え方はどっち?

 七五三は満3歳(年少さんの1年前)の11月頃に行うのが一般的です。昔は数え3歳だったそうです。神社に聞いたところどちらでもOK。筆者の周りもどちらもいます。同年代の子どものパパママに聞いてみると年少さんの1年前の11月に行っている人の方が多いかなと言う印象です。

 満3歳を選んだことで、年少さんの11月に七五三をお祝いする人もいます。それは誕生日を迎えていない12月~3月生まれの子です。2歳~3歳の子は成長差が激しいです。同じ学年のお友達と同じ時期にやりたいから2歳でと言うご家庭もあれば、七五三は着物を着たり、いつもと違うご祈祷をしたりと子供の負担も大きいので、年少さんになってからを選ぶ人も多いです。

男の子はお祝いするの?

 Webで検索すると、7歳は女の子、5歳は男の子、3歳は男の子、女の子のお祝いと出てきます。神社のHPを検索しても同じです。しかし実際は3歳の男の子でお祝いをしたと言う話は筆者の周りではほとんど聞きません。

 ですが、写真スタジオに行ってきたと言う男の子はいます。七五三のお祝いと言うよりも記念です。3歳男の子を対象とした七五三の衣装も検索すればたくさん出てきます。被布コートタイプと羽織袴タイプがあるのですが、被布コートタイプの着物は3歳の七五三でしか着る事ができません。そこで、3歳のちょっとかわいい息子の着物姿を残しておきたいと言う人に人気です。(3歳だと羽織袴タイプもとてもかわいいです)

写真スタジオであれば、ご祈祷の時期に合わせた前撮り、後撮りだけではなく、春の時期など一年中撮影が可能です。お友達の写真を見て我が家もと思った方、3歳の間に検討してみてもいいのではないでしょうか。

七五三でご祈祷を受けるならどこの神社にする?

ご祈祷を受ける神社ですが、どうやって決めたか?と聞くと、「ゆかりがある」、「近くにある」、「有名なところだから」、「学問の神様がいるから」など様々です。3歳の子が主役と考えると、近くの神社がおススメです。有名な神社だと広くて歩くだけで疲れてしまうので、3歳で連れていくなら抱っこは避けられないと思っておいた方が良いでしょう。

いつ神社にご祈祷にいく?

七五三のお祝いの日は11月15日です。しかし、11月15日限定ではなく、10月下旬~12月上旬頃の1か月間で七五三のお参りをするご家庭が多いです。予約が必要な神社も予約が不要な神社もあります。詳細はそれぞれの神社のHPを確認しましょう。

 ご祈祷はひと家族ごと行う神社もあれば、当日受付で30分おきにまとめてご昇殿しご祈祷する神社もあります。家族だけでご祈祷してほしいと言う場合は、予約制の神社の中から探すか、平日の空いている時間帯に受付を行うのがおススメです。

ご祝儀はいくら納める?

 概ね5000円~10000円が相場です。祝儀袋に入れて準備をしていきましょう。上に初穂料、下にはご祈祷を受ける子どものフルネームです。

三歳だからこそお勧めしないパターン

七五三は和装をする子が多いと思います。ご祈祷を受けて、写真を撮って、食事をしてと言うフルコースは小さな子にとってはとても辛いもの。最初は緊張感があってもあっという間に疲れてしまいます。

着付けをしてからの長距離移動は辛い

着物を着て、草履をはいて長時間過ごすと大人も辛いですよね。小さな子どもなら猶更です。例えば、神社で着付けをしてくれる場所を選ぶとスムーズです。前撮りや後撮りをすると参拝日に着付けをしてくれるスタジオもありますが、たとえ車移動でも遠い所は避けた方が賢明です。

写真もすぐに飽きてしまう

わが子の写真、たくさん撮りたいですよね。でも3歳はすぐに飽きてしまいます。終始盛り上げてくれるスタジオでの撮影とは違い、長時間の撮影は厳しいです。あっちでこっちでと撮りたいところですが、場所を厳選して撮影して笑顔だけを残してあげたいものです。同じ撮影するなら、写真よりもビデオがお勧めです。取りっぱなしにして、あとで動画から写真を切り出す事もできますよ。

参拝からの食事なら宅配が〇

参拝だけでもしっかり疲れています。お店で不機嫌になったり、大騒ぎではパパママが疲れてしまいます。そこで、お祝い膳の宅配はいかがでしょうか。ご家庭であれば主役が飽きてしまってからも、パパママは落ち着いて食事ができます。じーじ、ばーばが一緒にお祝いしてくれる場合もゆっくりできるのでお勧めです。

七五三だからこれを食べないとと言う決まりはないので、子どもの好きなものを注文するのも良いですね。家に戻る時間を予測して、事前に予約をして宅配してもらうのがベストです。じーじばーばが一緒にお祝いするので、七五三らしい料理がいいと言う場合はコチラのお店がお勧めです。

しげよし

仕出しの割烹やさんです。華やかなお弁当から会席、てまり寿司、鯛の塩焼きやお赤飯などもあり七五三にもお勧めです。筆者も何度かお願いをした事がありますが、とても美味しく家族全員が大満足でした。

お祝いの日、無理なく素敵な思い出が作れると良いですね。

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