2022年オミクロン株が猛威を振るって、ようやくピークが過ぎました。今回はこれまでとは異なり、子育て世帯でも友人や知り合いが感染したと言う話を聞く事が多かったのではないでしょうか。

 筆者の周りでは小学生~幼稚園生のいる家庭で、感染者が出たご家庭が1割程でした。筆者も家族全員で感染してしまい、別の記事「まさかの家族全員がコロナに感染してしまった話」でその様子を紹介しました。

今回コロナに感染して「かからないように行動する」だけではなく、「かかった時の事を考えて準備をしておけばよかった」と、反省しました。そうすればこんなに慌てずに済んだのに…と。

そこで、実際にコロナに感染して、突然2週間以上の自宅待機をしてみて、準備をしておけばよかったと感じた事をご紹介します。

 我が家の場合ですがオミクロン株の主な症状は、発熱やのどの痛みでした。発熱すると水ではなく、経口補水液やスポーツドリンクなどで水分補給がしたくなります。のどが痛くなったり、食欲がない時にはゼリーやアイス、ヨーグルトなどが嬉しいです。通常であれば、看病をする人が都度買い出しに行けばいいのですが、コロナの場合そうはいきません。陽性診断が出た時点でまっすぐ帰宅して自宅待機です。筆者は布団に入りながら、ネット通販やネットスーパーで調達をしたのですが、結局届いたのは二日後。ほしかった時には手に入りませんでした。次に症状が出た人がおいしくいただきましたので結果オーライですが。

 自宅待機期間が10日以上に及ぶため、その間外での買い物ができません。知人に頼むと言うのも一つかもしれませんが、実際に罹ると、買い物を頼むのは気が引けます。結局買い物はネットスーパーとネットショッピングを使いました。

 ただ、コロナ禍だからかネットスーパーは配達が2日後でしたし、ネットショッピングも翌日配送はほとんどありませんでした。日用品や日持ちのするものは、日ごろからストックしておくことが大事だなと再認識しました。

 ・・・と、やや否定的な言い方をしてしまいましたが、ネットスーパーもネットショッピングも買い物に出られない時期や出にくい時期にはとーってもありがたいシステムです。小さな子どもがいて重いものを買いにくい時期や、子どもが大騒ぎするのでスーパーへ足を運ぶのがおっくうな時期など、コロナ禍でなくても子育て世帯であれば助かる事が多いと思います。自宅が配達範囲なのかどうかなど調べて、登録だけでもしておくと良いですよ。

 また、子どもが小さいので常用的に食べているものを生協を頼んでいるのですが、これもありがたかったです。買い物に行けない時でも、毎週食べ慣れたものを必ず届けてくれると言うのは安心です。ネットスーパーと比べてもやや割高ですが、食べられるものが限られる小さな子どもがいる時だけでもリスクヘッジとして生協を検討する事はお勧めです。ちなみに先輩ママが2011年の大震災の時にスーパーで物資がなくても、生協はちゃんと届けてくれると言っていました。

 別の記事でご紹介した通り、子どもはすぐに元気になりました。小学生であれば課題など出たのかもしれませんが、幼稚園は特にありません。緊急事態宣言禍は混雑しない時間帯に公園へ行っていましたが、罹患者となるとやっぱり自粛しました。

 子どもに家にいることがいやだと思われてはおしまいなので、いつもよりテレビやゲームに対しても寛大にして過ごしました。それでもいつもよりあっという間に部屋も汚れる上に、いつもより制限された中で3食しっかり用意して片付けなくてはならないので、親もストレスが溜まります子どもがテレビやゲームに夢中になっている時間に親も一息つくなど親子で息抜きが大事だなと感じました。

まとめ

 いつもよりも少し多めにストックして、少し早めに買出しをしておきましょう。

災害時とは異なり、自分たち以外は通常通りの生活が送られています。面倒だし、時間はかかりますが買い物は可能です。万が一罹患した場合、ネットスーパーやネット通販を活用すればいいのです。そして、いつもより親子共に甘く過ごしましょう。

 事前にネットスーパーを登録しておきましょう

 →ネットスーパーはいざ利用しようと思うと結構時間がかかります。自宅で利用できるネットスーパーはどこかを探して、登録して、決済までの流れを確認しておくと安心です。登録しておいて損はないので、登録していない人は、これを機にぜひ。

 ネットスーパーから荷物が届くまで食いつなげる程度の食材が常にあるようにしましょう

→具体的には2日分の食材が冷蔵庫にある状態です。(ストック食材はのぞく)

 家に何があれば親子で息抜きできるかをちょっと考えておきましょう

 →なんでもいいです。ゲームでも本でもおもちゃでも食べ物でも。。。子どもだけじゃなくて親も・・・ね。

元気な自粛生活は本当にきついです。

(参考情報)

コロナに感染した時に役に立つリンク

最後にコロナに感染した時に役立ったリンクをご紹介します。

□東京都福祉保健局診療・検査医療機関の一覧

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/hatsunetsugairai.html

 →コロナ感染を疑った場合、かかる事ができる病院が限られます。かかりつけにしている医療機関では診察してもらえないかもしれません。

□杉並区 新型コロナウイルス感染症の相談窓口、保健所の取り組みについて(2年1月21日、4年2月18日更新)

https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0201/1057542.html

 →行政に相談窓口があります。参考に杉並区の場合です。

□東京都福祉保健局 自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)のご案内

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/uchisapo_tokyo.html

 →東京都では基礎疾患のない多くの人が自宅療養期間のサポートを受ける場合、お住まいの市区町村ではなく、東京都からサポートを受けます。