先日、Yahoo!ニュースで保育園選びに関してとても大切な話が出ていました。Youtubeで同じものを見つけたのでご紹介します。
【てぃ先生×大豆生田啓友】保育園はスペックで選ぶな!!【子どもが幸せになるには】2/2
保育園の現状
東京23区の西側だけで言えば、ざっくり10年ほど前までは、認可保育園が不足していて、引っ越しをする人、無認可保育園に入れて加点を狙う人、仕方なく育休を早めに切り上げる人、一時保育を掛け持つ人…と本当に大変な状況でした。待機児童が多く、保育園に入れない事で仕方なく育休を延長する人、退職をする人も。
しかし「保育園落ちた」騒動があり、各行政が保育園を一気に増やしました。言葉が悪いけど、質よりも量で、行政が箱物(保育園の場所と建物)を用意して、そこに入る保育園を募集するなど様々な対策を取り、一気に2~3倍の数の保育園ができました。特に不足していた0歳~2歳の子どもを預かる小規模保育園が増えたのもこの頃です。
たくさんの保育園ができた事と反対に、少子化のスピードは速まるばかり。0歳、1歳から保育園に入る割合は増加傾向でも、全体の人数が減っている事で、想定よりも早く保育園が空いてきています。
保育園でも外部講師の一斉活動が当たり前に?!
ここ数年で増えてきたのが、保育園の外部講師による一斉活動です。保育園が飽和状態になったあたりからぐんぐん増えている印象です。「幼稚園はたくさんの経験ができていいね」なんて言われていたのに気づけば、保育園で外部講師の先生が来てリトミックや英語、体操などに加え、プログラミングを取り入れていたり、絵画や茶道など多岐にわたります。
あれ???幼稚園よりもたくさんやっていない?
ちなみに長年外部講師の先生主導の一斉保育を取り入れるある幼稚園では週に1回30分程度、約3年間外部講師の一斉活動が続きます。目的は身に着けるのではなく、経験を積むためだとか。
外部講師の一斉活動をしている保育園の方が良い?
「英語あり、体操あり、プログラミングあり」の保育園があったとします。スペック上はない保育園よりもいい保育園であるように見えます。「こんなことができるようになるなら入園させたい!」って思う人多いのではないでしょうか。でもちょっと待って!本当にそれでいいの???と思ったら、この動画を観てみてください。
