パパママが初めての幼活で驚く、現在の幼稚園事情

2021-11-05

 これからわが子の幼稚園入園を考えているパパママへ、2回の幼活をした筆者がいつから幼活をしたらよいかをお話したいと思います。

まずは、現在の幼稚園事情を考えましょう。

現在の幼稚園事情その①3年保育が主流

 現在の幼稚園生はほとんどが3年保育です。2年保育の子もいますが、人気の幼稚園だと3年保育でほぼ定員が埋まってしまい、結果2年保育を希望していても入園できない場合が多いです。

 パパママ世代では2年保育が主流だったと思います。今は3年保育が主流ですよと言う所、一つ目のポイントです。

現在の幼稚園事情その②くっきり分かれた人気園と不人気園

 数年前から続く待機児童問題の解消の余波と、少子化の影響で年々幼稚園の定員割れが続出しています。しかし、人気園では事情が異なります。その為、人気の幼稚園と定員割れの幼稚園とくっきり分かれるようになってきました。

 数年前に比べると比較的安心して幼活ができますが、検討中の幼稚園が人気の幼稚園の場合、注意が必要です。これが二つ目のポイントです。

現在の幼稚園事情その③増えつつある未就園児クラス

 プレ幼稚園、未就園児クラスが増えてきている

 前述の幼稚園事情その②が関係しているのだと思いますが、年々プレ幼稚園、未就園児クラスが増えています。3年保育よりも早めに募集をかけ、3年保育が始まる前に、幼稚園に通い始めるのです。これはつまりは青田刈りです。これが三つ目のポイントです。

 多くのパパママは3年保育を想定して、幼活を開始すると思います。幼活を2回経験した筆者がおすすめするのは、できる限り早く始める事です。

 その理由は、前述の幼稚園事情その③を考慮するためです。多くの未就園児クラスは2歳4月からスタートします。このクラスの募集が始まるのが、早い幼稚園だと前年の11月、つまり1年上の子たちの幼稚園と同じ時期です。万が一、入園したい幼稚園に未就園児クラスがあった場合、幼稚園の入園が決まるのは、入園前の年ではなくて、入園の前の前の年になってしまうのです。

 筆者の子どもは3学年差ですが、3年間だけでもプレ幼稚園や未就園クラスは増えています。我が家は幼稚園を検討しているから、入園を考える前の年になってから幼活を始めればいいやと思っていると遅くなることもあるんだと、事前に知っておくことは大事です。