【保育園から幼稚園へ転園】意外とおススメなタイミング【年少6月、9月と年中4月】

 令和8年度の幼稚園入園考査は終わり、保育園の入所申込の締切りも近づいています。保育園に子どもを通わせるママでも、本当は幼稚園に通わせたいママは意外と多いです。保育園押しの世論がむなしくなるくらいに、本音は幼稚園のママ多いです…口には出さないけど。

 一度保育園に預けての生活が始まると、仕事と生活の両立は忙しくて…気づけばわが子は小学生です。「パパもママも幼稚園だったのに、わが子は保育園。本当は幼稚園に行かせたかったな」なんて振り返る人も。だったら、本当に幼稚園には通わせられないかを真剣に考えてみませんか。

幼稚園の門戸は狭いのか?

 筆者は幼稚園に子どもを通わせ続けています。一人目の子は、コロナ禍よりも前に入園をしています。確かにその頃は門戸が狭かった(保育園も激戦でした)。でもコロナ禍で郊外へ引っ越す人が増えたり、少子化が進んだり、働くママが増えたり、気づけばどこの幼稚園も閑散としています。

 働き方を見直せば、働くママでもけっこう幼稚園選べます。フルタイムママでもいくつかの幼稚園なら選べます。

保育園と比べると親の負担が多い幼稚園。働きながらだとやっぱりおっくうな気持ちが強くなってしまう。幼稚園ママは社会的にはマイノリティだけど、幼稚園の中に限って言えば働くママこそがマイノリティだからです。

 保育園の待機児童が多かった頃の方が、保育園に落ちたご家庭が預かりの充実した幼稚園を選択し、毎日預かりを利用されていました。でも、今は望めば概ね保育園に入れる時代です。よほど強い希望がない限り共働きのご家庭の数は、預かりの充実した幼稚園に少なくなりました。でも一方で早朝、夕方の預かりを行う幼稚園の数は増えています。             

預かりのある幼稚園の選択肢が増えた事で、年々確実に幼稚園教育を希望する共働き家庭も増えています。まだまだ多くはないですが、少しずつ増えてきているという言い方が正しいでしょう。

また、SNSをにぎわす係、委員問題も共働き世帯を歓迎するとともに、縮小する幼稚園も出てきました。(係を縮小する事で、行事の規模まで縮小している幼稚園もありますが)

夫婦で頑張れたら、幼稚園も検討できそうでは?

変化しつつある幼稚園のお預かり

 共働きで大変な事の一つは日々の送迎。保育園と異なり、幼稚園は9時登園で14時頃降園が一般的です。しかし、近年働くママが増えてきたため、新2号認定(保育の必要性の認定)を受けている人だけは8時頃から預かる幼稚園がデフォルトになりつつあります。

 また17時以降も預かってくれる幼稚園増えてきています。同じく新2号認定を受けている人は、18時や19時頃まで預かってくれる幼稚園もあります。

 ただ、そういったサービスをする幼稚園のホームページを見ると、「子どもには家でゆっくりする時間も必要」と記載されていたり園長先生の本音がちらりと見え隠れしていることもあります。もはや幼稚園にとっても預かりは最低限のサービスの一つ。背に腹は代えられないという事でしょう。また、夏休みなどの長期休暇も預かりが当たり前になっています。年末年始やお盆の日以外はほぼ預かりますという幼稚園も。

意外と働きながらも幼稚園に通えそうですよね?

親に負担が少ない保育園から幼稚園へ転園するタイミング

 ただ、保育園と同じように幼稚園にも慣らし保育があります。保育園であれば、親子の様子を見ながら保育時間や日数を相談してくれると思いますが、幼稚園は一律です。概ね4月の1か月は午前保育と思っておいていいと思います。(新2号認定を持っている人のみ慣らしなしと言う幼稚園もあります)

 結果、『気になって幼稚園の入園説明会に行ってみたけど、1か月間午前保育なんて無理!』と結局諦めてしまう人も多いです。そこで7年間幼稚園に通わせている筆者が、幼稚園の生活がわかった上で、『働くことが最優先の場合、いつ転園が最適か』を考えてみました。

パターン①年少さんの6月に転園

 年少さんが入園して落ち着きだした頃の6月。『思っていた幼稚園と違った』と言う理由で転園者が出る時期でもあります。筆者の子どもが通う幼稚園でも、お引越し以外の理由で転園してくる子が多いのは6月です。保育園に通わせて働いてみたけどしっくりこなくて、幼稚園に転園してきたという知合いもいます。お引っ越し以外の理由で転園してくる人は意外といるので、『何か詮索されてしまうのでは』と言う心配はそんなにいらないと思います。

 また、この頃は延長保育も始まっています。お子さんの様子次第ですが、転園してすぐに延長保育が利用できるのは共働きにはありがたいのでは。

パターン②年少さんの9月に転園

 年少さんの夏休みが明けた9月もいいタイミングです。幼稚園は1学期は比較的のんびり過ごしますが、2学期は大きな行事が入ってきます幼稚園に入るなら大きな行事を経験させたいという方は練習が始まる9月には転園しておきたいです。

 また、1回目の長いお休みは、親子ともに不安もあるかもしれません。不安がないタイミングで転園したいという場合は9月が良いと思います。

パターン②年中さんの4月に転園

 1学年2クラス以上ある幼稚園なら、クラス替えのある年中さん4月もお勧めです。年中さんであれば慣らし保育もないし、延長保育もすぐに使えます。

 幼稚園は年中さんから一斉保育のレベルも上がります。工作、体操、楽器など年少さんで基礎を学び、指使いも体の使い方も少し達者になった年中さんで、年長さんに向けて難しい事に少しずつチャレンジしていきます。途中入園してわが子だけが経験した事がないことで困ってしまうと辛いですが、そんな懸念もいらない最後のタイミングではないかと考えます。

働くことを最優先に考えたら転園が最善案?

 幼稚園の入園式はとても素晴らしい行事です。せっかく幼稚園に入園するなら最初から入園したほうが良いのは間違いないです。でも、共働き世帯にとってハードルが高いのも事実。転園するという事は、既に保護者のグループが出来上がっている中に飛び込むという事。子どもはすぐに慣れますが、保護者はそれなりに覚悟が必要です。

 生活が安定するまでが一番大変で、入って落ち着けば何とかなります。『どうしても幼稚園に通わせたいけど、どうやっても1か月間の慣らし保育はできない』、『保育園に入園したけどやっぱり幼稚園に入れたい』というご家庭は、他のデメリットには目を瞑って、転園パターンを検討するのは一つかもしれません。 

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