幼稚園児のお弁当歴4年のママが語るお弁当箱とカトラリー事情

2023-04-23

 1人目のわが子の幼稚園入園を検討する際、「お弁当あり」に引っかかったりしませんか。果たして自分は3年間子どものお弁当を作り続けられるのか・・・と不安になったり。これまで離乳食から始まり、幼児食を作り続けてきているはずなのに、人目につくからなのか、なぜか作れないんじゃないか?…って思ったり。特に好き嫌いが多い子だとその不安は顕著かもしれません。他の子はちゃんとしたお弁当なのに、自分の子だけ・・・なんて。大丈夫、そんな心配はいりません。そう思ってしまうのは、SNS映えを狙った芸能人のお弁当や、お弁当作りが大好きなキャラ弁がイメージされるからなのではないでしょうか。そんなお弁当、リアルでは見ません。みんな普通のお弁当です(キッパリ)

 そこで、不安を払拭すべく長男、長女と4年間幼稚園児のお弁当を作り続けている筆者による、リアルなお弁当事情、まずはお弁当箱とカトラリー事情からご紹介します。

幼稚園児のお弁当箱とカトラリー

 中身の前にまずは外側のご紹介です。そう、幼稚園のお弁当を語るにはまずはお弁当箱とカトラリーです。お手軽に100円ショップで購入する人から、キャラクター物のそこそこお値段の張るもの、上の子のおさがりと様々なパターンがあります。そこでまずはそれぞれの選び方のポイントからご紹介します。

お弁当箱

一般的なサイズ

 年少さんの場合、サイズは概ね350~400mlが一般的です。それよりも小さい280mlサイズもあるのですが、思った以上に中身が入りません。小食の子の場合、空いたお弁当箱を見ると大きいかも?と心配になるかもしれません。でも実際に中身を詰めてみると・・・意外に入らない。特に大人向けのお弁当を作っていた人はなんだこれ?!とびっくりしてしまう位はいらないと思います。

 その理由は、お弁当に詰めるものの形です。大人のお弁当の場合は、例えばご飯は平らに詰めると思います。子どものお弁当の場合は、食べやすさ重視のため、小さ目なサイズのおにぎりにしたり、海苔巻きにしたりと工夫します。すると・・・ほんとうに入らないんです

2つ目のお弁当箱として用意すると良いサイズ

 もし、お弁当はごはんではなくてパンがいいと考えている場合は、追加でもう1~2サイズ大きなお弁当箱を検討しましょう。おにぎり理論と同じく、意外と入りません。特に高さが低いお弁当箱だと、泣けてくるくらい入りません筆者の長女はパン好きのため、普段は380mlのお弁当箱ですが、パンの日は500mlのお弁当箱を使います。おそらく、クラスで一番大きなお弁当箱です(笑)でも、お弁当箱から中身を楽に取り出せるサイズ…と考えると、このサイズがベストです。

冬用の特別なお弁当箱(幼稚園による)

 これはサイズではなく、お弁当箱の材質の話です。幼稚園は冬の時期限定で「温飯器」と言う昔ながらの機械を使ってお弁当を温めます。温飯器を使う期間に限り材質を「アルマイト性」で統一している幼稚園もあります。筆者の子どもが通う幼稚園では、プラスチック性OKですが、100均のお弁当箱は1シーズンでへたってしまった(一部が溶けた)と言っていたママもいたので、注意した方がいいかもしれません。1000円前後で購入できるプラスチック製のお弁当箱であれば、耐熱温度が120度~140度で溶ける事はありません

 ちなみに、温飯器を3年間使った子どもから聞いた話だと、温飯器から取り出したタイミングでは、かなりお弁当箱は熱いそうです。実際に食べるとちょうどよく温かい(ハフハフしなくても食べられる)そうです。

カトラリー(フォーク、スプーン、はし)

 お弁当箱についているパターン、ついていないパターンがあります。年少さんで使うのは主にフォークとスプーン。なおフォークは刺しやすい金属性のものがいいです。

カトラリーセットはしばらく不要?

 小さな子のお弁当箱コーナーに行くと必ず目にする3点セットor2点セット。「フォーク、スプーン、はし」または「スプーン、はし」のセットですが、これは意外と使えないです。と言うのも、子どもは持ってきているものは全部使いたくなります。そのため、使わないカトラリーは持ってこないルールの幼稚園もあります。

 また、フォークとはしは同じ用途で使うもののため、どちらか一つで十分です。スプーンとはしは用途が違うのですが、年少さんでお弁当ではしを使いこなせる子は少数派です。

 では、フォークとスプーンの2点セットはどうかですが、慣れてくるまでは意外と使いません。お弁当の中身がおにぎりとおかずの場合、スプーンは不要です。また、ピックOKの幼稚園の場合、スプーンは使っても、おかずはピックだけで食べられてしまったりします。

 よって、基本的には立派なカトラリーセットは不要で、必要に応じて入替えるカトラリーと、対応できるケースがあるといいと思います

エジソン箸

 エジソン箸OKの幼稚園の場合、年少さんから年中さんで意外と利用者が多いです。ケース付きが便利ですが、そのままお弁当袋に入れているご家庭も多々・・・・。

カトラリーは100均が優秀

 キャラクターものが好きなお子さんであれば、おすすめは100均で販売するカトラリーです。

カトラリー入れ、フォーク、スプーンがそれぞれ100円で購入でき、必要なものを収納して持参できます。必要に応じて入替えが可能である点がポイントが高いです。筆者の子どもは以下のシリーズを利用していました。

ディズニーシリーズ@セリア

 同じシリーズのフォーク、スプーンの2つまでを入れる事ができます持ち手の所でしっかりと固定される点が良いです。食洗器NGです。

プリキュア、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズ@ダイソー、セリア

フォーク、スプーンを入れる事ができます。このケースの場合、サイズが合えば違うカトラリーも入れられます。毎年新しいシリーズがいいと言われても、330円でOKなので買替やすいです。ただし、シリーズが切り替わる頃にはゲットできるかどうかは運次第です😿なお、こちらも食洗器NGです。

 もし、フォーク、スプーンは食洗器を使いたいと言う場合は、同じ小森樹脂が製造しているものもいいと思います。

↓小森樹脂HP 最新のシリーズ、仮面ライダーギーツのページです。

 http://komorijushi.co.jp/products/rider_geats/

 ジュニアスプーン、ジュニアフォーク が、食洗器対応で、ネットショップなどお弁当箱、カトラリーが売っているお店で購入可能です。指の当たる部分がくぼんでたり、持ちやすく工夫されています。耐熱コップも食洗器対応なので、一緒に購入もおすすめです。

 スプーン、フォークが100円ショップで購入可能で食洗器NGです。ちなみに同じページにあるお椀、手付コップ、ジュースコップなども100円ショップで購入できます。 

 ↓小森樹脂HP デリシャスパーティプリキュアのページです。

 http://komorijushi.co.jp/products/deliciousparty_precure/

 仮面ライダーギーツと同じで、ジュニアスプーン、ジュニアフォーク が、食洗器対応で、スプーン、フォークが100円ショップで購入可能で食洗器NGです。SFケースが100均で購入可能で、これにフォークとスプーンが2つ入れられます。箸が使える頃には、同じく100均で購入可能な透明箸箱と透明すべり止め箸もおすすめです。

 幼稚園のお弁当箱とカトラリー事情、いかがでしょうか。お子さんが楽しいお弁当の時間になりますように!

こちらの記事で写真付きでセリアで購入したカトラリーを投稿しています。参考にしてみてください。

ぜーんぶ100均!幼稚園児にぴったりのカトラリーを写真つきでご紹介します

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